そういえば、久しぶりに美術館へ行ってきました。
文化的な活動も、けっこう好きな、
カラリストの高橋拓也です。
東京都美術館で開催され、先日、大盛況のうちに終了した、伊藤若冲展。
最終日に近づくにつれ、行列も長くなり、最長5時間半待ちも記録したほど。
中に入るのに5時間半です。すごい人気。
僕がこちらに足を運んだのは、4月の終わりのこと。ずいぶん前の話ですね。
一時間待ちでしたが、スムーズに入れて、ゆっくり鑑賞できました。
人気のある展示会は、早めに行くに限ります。
さて、今回の展示は伊藤若冲の生誕300年を記念したもので、
初期から晩年までの代表作約80点をみることができました。
若冲は、18世紀の江戸時代に生きた京都の画家です。
伊藤若冲さん |
ほんとに細かな描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描く一方、
スピーディーな筆遣いと独特な表現による水墨画を数多く手掛けました。
若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と
「動植綵絵」30幅が東京で一堂に会すのは初めてだそうです。
僕は9年前に相国寺承天閣美術館で展示されたとき、
120年ぶりに33幅がそろうと聞いて、休みを使って日帰りで京都まで見に行った、
それ以来。
初めて目にしたその時も、色の美しさと繊細な筆使いが印象的でしたが、
やっぱり、何度見ても感動します。
特に印象的だった作品は・・・、後篇に続きます。
written by 髙橋拓也
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