2015年10月27日火曜日

眉カラーについて

今回のテーマは眉カラーについて

以前、別のブログでも投稿して、
多くの方に読んでいただいた内容です。

ちょっと、編集して、
こちらでも紹介したいと思います。

まず、最初にお伝えしなければならないこと。
 imaiiでは、眉カラーを行っておりません。

その理由は、
当店で扱っているヘアカラー剤は
すべて頭髪を対象としたものであり、
眉毛用ではないから。

ヘアカラーの専門家としての知識と経験から、
万が一のリスクを考え
お断りさせて頂いております。
ご了承ください。

しかし、近年、
多くの方がヘアカラーを楽しんでいるなか、

髪の毛は明るいのに
眉毛だけが真っ黒なのは違和感がある、

眉毛がゴワゴワしてるので
もっと柔らかく見せたい。

などの理由から、
眉カラーをされる方が増えています。

そのような現状に対して、
私たちimaiiカラリストが危惧していること。

それは
「眉カラーに伴う危険性を軽視してはいないか」
ということです。

今回このテーマを書くにあたり、
皆さんに一番伝えたいことは、

眉カラーを上手に仕上げるテクニックでも、

眉カラーをするメリットでもなく、

眉カラーは危険が伴う施術

ということです。では、何がどうして危険なのか。
詳しく見ていきましょう。

人間の皮膚の厚さは、
各部位によって異なりますが、
表皮と真皮をあわせて約1.5mmです。

その中で、眉付近、
特に瞼の皮膚の厚さはかなり薄く、
0.6mmしかありません。

眉毛の生えている部分の皮膚は
そこまでではありませんが、
それでも頭皮に比べれば
かなり薄くなっています。

現在、眉カラー専用の薬剤は
日本にはありませんので、
施術の際には頭髪用の薬剤、
つまり通常ヘアカラーに用いる薬剤や、
腕や足などを脱色するクリーム等を
使用することになるでしょう。

この薬はあくまで
毛髪や体の各部位の脱色用に作られたものであり、
薬の強さもそれに合わせて作られています。

皆さんも、ヘアカラーをしていて
頭皮に刺激を感じたことはありませんか?

これらの刺激物は
それぞれの部位の皮膚を対象にしているので、
それより薄い眉付近の皮膚には
刺激が強すぎることもあるのです。

「普段から定期的にやってるし、
いつも大丈夫だから・・・」
という慢心が、
かぶれなどの重度の皮膚炎症を
引き起きてしまうことにもつながりかねません。

大げさではなく、
その可能性があることを
皆さんには理解していただきたいです。

それでも、どうしても
眉が黒いのは気になる・・・
どうすれば・・・

そんな方のために、
眉カラーに代わる方法を
次回のブログで書かせていただきます。

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